岐阜県 関市 内科 循環器内科 整形外科 肛門外科 小秋外科 乳腺外科 外科 リハビリテーション科 岡田医院 | |||||||||||
禁煙外来について
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<注意>現在チャンピックスの供給が止まっており、供給再開のめども不明です。ニコチンパッチでの禁煙外来となります。 喫煙は、ガン、脳卒中、心筋梗塞、肺気腫、胃潰瘍など様々な疾患の危険因子となります。
厚生労働省は禁煙治療に保険を適用しています。今すぐ禁煙したい方・タバコをやめたいけどやめられない方は、保険による禁煙治療をお勧めいたします。
(禁煙外来の注意点) ニコチンパッチでの治療も可能ですが、最近はほとんど内服薬(チャンピックス)で禁煙外来を行っています。 チャンピックスの副作用で圧倒的に多いのは吐き気ですが、薬を飲むときに水分を多めにとることや吐き気止めを併用することでほとんど対応できます。それでも吐き気が強い方(特に女性)では、薬を半分に割って飲んでいただくことで服用継続が可能になります。それでもチャンピックスの内服を継続できない方は禁煙外来中の3か月の期間中であればニコチンパッチに切り替えて禁煙外来を継続することができます。 これまで禁煙外来を実施してきた経験から、禁煙外来でチャンピックスを開始するとほとんどの方で禁煙が成功します。注意していただきたいのは、そこで禁煙できたと勘違いしないことです。禁煙外来終了時点で禁煙できていても、1年経過すると半分くらいは喫煙を再開してしまいます。喫煙再開のきっかけは、ほかの人が吸っているのを、つい1本ならと油断してもらって吸ってしまった。飲み会でアルコールが入り気が緩んで吸ってしまった。あるいは、どうしてもストレスがたまってコンビニで目の前のたばこを買ってしまったなどです。生涯にわたって禁煙を達成するためには、3か月の禁煙外来が終わった後が勝負だと思ってください。最初の2週間の薬ですぐにやめられたといって通院を中断される方もありますが、しっかりと12週間継続された方の方が、禁煙に成功する確率は高いといわれています。 禁煙外来を健康保険で受けて、再度喫煙を再開してしまった方は、1年経過してからでないと保険で禁煙外来を受けることができません。 ニコチンへの依存は、他の禁止薬物への依存と同等か、それ以上に強いことが分かっています。3回程度禁煙外来を繰り返し受けている方もあります。 保険適応となるには以下の条件を満たす必要があります。
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1 | 直ちに禁煙をしようと考えていること。 |
2 | ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)が5点以上。 |
3 | ブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が200以上。 |
4 | 禁煙治療を受けることを文章により同意していること 。 |